はじめに
この記事は
「なにも資格ないけど、このまま就活してもだいじょうぶかな」
「資格がないと就活は成功できないのかな」
「大学3年生の今からでも取得できる資格ってあるの?」
このような疑問や悩みにこたえる記事です。
この記事を読むことで下記のようなことがわかります。
・資格なしで就職への影響はあるかがわかる
・資格なしの大学生が就活でアピールすべきことがわかる
・資格なしの大学生が今から取得できる資格がわかる
・資格なしの大学生が資格を取得する際の注意点がわかる
【資格なしの大学生は就職に不利?】資格なしだと就活は不利になるの?
結論、資格なしでも就職活動で不利になることはありません。
なぜなら、新卒の場合、企業側は未経験の人の採用を前提としているからです。
だからと言って、資格を取得してもいいことがないわけではありません。
例えば、資格を取得しておくことで周りの学生と差別化することができますので、ガクチカや面接のネタにできるようになるので間接的には選考が有利になることがあります。
以上のことから、資格なしでも就活が不利になることはないですが、取得しておくといいこともあるということが言えます。
【資格なしの大学生は就職に不利?】資格なしの大学生が就活でアピールできること
ここでは、資格なしの大学生が就活でアピールできることについて解説していきます。
資格なしでも就活でアピールできるポイントは下記のとおりです。
(以下の例のほかにもアピールできることは多数存在します)
・体育会の成績
・ボランティア活動
・サークルの幹部
・個人的に稼いだ経験
1つずつ詳しく説明していきます。
体育会の成績
1つ目に紹介するのは、体育会の実績です。
体育会で残した輝かしい成績は、粘り強く物事を継続できる人間だということをアピールすることができます。
体育会の成績をアピールする利点はほかにもあります。
それは、活動が比較的シンプルなので面接官の方に理解してもらいやすいからです。
取り組みの内容や実績を示しやすいのでわかりやすいということです。
このように、資格がなくても体育会で実績がある方はそれをアピールしましょう。
ボランティア活動
ボランティア活動も就活においてはアピールポイントになります。
ボランティア活動をした経験は、人のために行動できる人間だということを企業側にアピールすることができます。
単に「ボランティア活動をしました」というだけでは内容が薄いので、そのボランティア活動を通して学んだことなどを中心にして、エピソードとして話し、アピールすることを意識しましょう。
ですから、資格がなくてもボランティア活動での成長をアピールすることもできるのです。
サークルの幹部
サークルの幹部をした経験もアピールすることができます。
サークルの幹部をした経験は、全体をまとめる統率力や責任感をアピールすることができます。
しかし、単に幹部を務めていたという経験を伝えても、同じような経験をしている就活生は多くいるため、差別化をしにくいです。
ですから、アピールをする中で、自分の価値観や性格などをエピソードに盛り込むことで差別化を図るなどの工夫をしましょう。
このように、サークルの幹部をした経験も伝え方の工夫をすることでアピールすることができます。
個人的にお金を稼いだ経験
個人的にお金を稼いだ経験もアピールポイントとして使えます。
アルバイトとは別に起業したり、副業をしてお金を稼いだという経験は主体性や行動力をアピールすることができます。
例えば、WEBライターだったり、ブロガー、YouTuberなどなんでもいいです。
個人でお金を稼ぐ経験をしている人は、多くはありません。
多くの大学生は、アルバイトをしています。
この差を利用しない手はありませんよね。
このように、個人でお金を稼ぐという経験は大きなアピールポイントになるのです。
今からでも資格は取得できる
資格なしでも就活はできます。
そうはいっても資格を取得できるならしておいたほうがいいのは事実です。
安心してください!就活が本格的に始まっても資格を取得することはできます。
【資格なしの大学生は就職に不利?】資格なしの大学生が今から取得できる資格
ここでは、資格なしの大学生が今から取得できる資格を紹介していきます。
資格なしの大学生が取得できる資格は下記のとおりです。
・TOEIC
・ITパスポート
・日商簿記3級
・MOS
・FP(ファイナンシャルプランナー)3級
1つずつ詳しく説明していきます。
TOEIC
TOEICは、海外でも使えるビジネスシーンにおける英語力を証明できる国家資格です。
外資系の企業や、多国籍企業への就活でアピールすることができます。
その他の企業でも、英語力を重視している企業や、選考などでTOEICのスコアを参考にしている企業は少なくありません。
TOEICは990点満点で、就活でアピールできる基準となる点数は700点前後です。
ITパスポート
ITパスポートとは、ITに関する基礎的な知識があることを証明できる国家資格です。
ITパスポート試験に合格することで、仕事をするため最低限に必要なITに関する知識を身に着けることができます。
IT系の企業への就職でアピールできることはもちろん、ビジネスに関する知識も問われるため、事務系職種への就職を希望している方にもおすすめです。
日商簿記3級
日商簿記3級は、基本的な簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務、経理関連書類の適切な処理を行えることを証明できる国家資格です。
日商簿記3級を取得することで、経営状況などを判断できるようになるので、営業活動などで役立ちます。
その他にもメリットはいくつもあるので、多くの働く方にとってメリットのある資格と言えます。
経理や会計事務所などでアピールすることができます。
3級であれば初学者でも約100時間ほどで取得可能ですので挑戦してみましょう。
FP(ファイナンシャルプランナー)3級
FPは、家計の相談や会社の事業承継などの相談を行う、いわば資金計画のプロフェッショナルと言える資格です。
1級、2級、3級とあり、3級は中でも入門的な内容です。
FPを持っていることで金融業界などでアピールすることができます。
3級であれば80〜150時間ほどで取得可能なのでぜひ挑戦してみてください。
【資格なしの大学生は就職に不利?】資格なしの大学生が資格を取得する際の注意点
資格なしの大学生が資格を取得する際にはいくつかの注意点があります。
資格なしの大学生が資格を取得する際の注意点は下記のとおりです。
・志望する業界に関係のある資格を取得する
・資格を取得する動機を明確にしておく
・計画的に資格を取得する
1つずつ詳しく解説していきます。
志望する業界に関係のある資格を取得する
はじめに注意するべき点が、志望する業界に関係のある資格を取得するということです。
なぜなら、資格は志望する業界で活かせるものでないと意味がないからです。
たとえば、不動産業界への就職を志望しているのに「基本情報技術者試験」を取得しても意味がないですよね。
転職を希望している方なら持っていても損はないですが、就職を控えている大学生はいくつもの資格勉強をする時間はありません。
ですので、志望する業界に関係のある資格を取得することを意識しましょう。
資格を取得する動機を明確にしておく
次に注意すべき点は、資格を取得する動機を明確にしないといけないということです。
資格を取得する動機を「就活のため」だけでなく、より深掘りしておくと面接やESで役に立ちます。
たとえば、ITエンジニアを目指している方は、より専門的な知識を高めるために「応用情報技術者試験」の勉強をするなどです。
以上のように、資格を取得する際は動機を明確にしておきましょう。
計画的に資格を取得する
次に注意すべき点は、計画的に資格を取得する必要があるという点です。
なぜなら、計画的に学習を進めないと試験日までに範囲を予習しきれなくなってしまうケースがあるからです。
例えば、FPのように扱う範囲が広い試験だと、より多くの学習時間が必要になってきます。
ですから、資格の取得をする際は試験日から逆算して計画的に勉強を進めることが大切です。
【資格なしの大学生は就職に不利?】大学生の資格取得ならスタディング
この記事で大学生におすすめしたいのが、スタディングです。
スタディングとは、短期間で資格試験に合格した人の勉強方法を徹底的に研究することで開発されたオンライン講座です。
今までの資格講座と違う点は、忙しい方でも効率的に学習を進めることができるように、隙間時間を活かした学習をすることができるように最適化されている点です。
スタディングのデメリットとしては、紙のテキストが一切ないという点が挙げられます。
テキストもすべてオンラインなので、紙のテキストに直接書き込んで学習をしたいという方には少し不便かもしれません。
まとめ
この記事をまとめていきます。
・資格なしでも就活が有利になることはない
・資格がなくても、ボランティア活動やアルバイト以外でお金を稼ぐ経験などがあればそれをアピールできる
・大学3年生が資格を取得するときは、志望する業界に関係のある資格を取得するなどの注意点がある
いかがでしたでしょうか?
「資格持ってないけど就活大丈夫かな」
「大学3年生の今からでも取れる資格ってあるの?」
このような悩みをお持ちの方のお役に立てれば幸いです。