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就職に役立つ?大学生が基本情報技術者試験を取得するメリットやおすすめの勉強方法を紹介!

はじめに

この記事は

「将来はIT関連の仕事に就きたいと考えている」

「基本情報技術者試験を死闘しようか悩んでいる」

このような疑問や悩みにこたえる記事です。

この記事を読むことで下記のようなことがわかります。

・基本情報技術者とは何かがわかる

・大学生が基本情報技術者試験を取得するメリット・デメリットがわかる

・基本情報技術者試験を取得するべき人がわかる

・おすすめの勉強方法がわかる

【大学生で基本情報技術者試験を取ろう】大学生で基本情報技術者試験に合格できる?

結論、大学生でも基本情報技術者試験に合格することは可能です。

なぜなら、学習環境が整っている点や、過去問から出題される比率が高いからです。

ITパスポートに比べると範囲が広いのに加えて、専門性も高くなっており難易度は高くなっています。

しかし現在は、YouTubeに講義動画が投稿されていたり、充実した参考書などの教材が豊富に存在していたりと、勉強しやすい環境が十分に整っています。

ですから、難易度は難しいですが大学生でも基本情報技術者試験に合格することは可能です。

【大学生で基本情報技術者試験を取ろう】基本情報技術者とは

ここでは、基本情報技術者とはどういった資格なのかについて、次の5つにわけて解説していきたいと思います。

・試験概要

・試験時間

・出題形式

・必要な勉強時間

・取得に向いている人

1つずつ詳しく説明していきます。

試験概要

情報技術者試験の出題範囲は、アルゴリズムとデータ構造、コンピュータ、OS、メディア表現、データベース、ネットワーク、セキュリティ、Web、アーキテクチャ、開発手法、プロジェクトマネジメント、経営戦略、プログラミングなど非常に幅広いITの知識が求められます。

情報処理の分野以外にも、企業経営やマネジメント分野の知識も問われるため、IT業界で活躍するために必要な知識を身に着けることができます。

試験時間

基本情報技術者試験には、午前試験と午後試験があり、所要時間はそれぞれ2時間30分の試験です。

合計すると、1日5時間ほど有するため、高い集中力が必要になります。

出題形式

情報技術者試験は午前試験と午後試験で出題形式が異なります。

午前は80問出題され(四肢択一)60点以上で合格です。

午後は11問出題され(長文問題1問につき複数の設問がある)60点以上で合格です。

必要な勉強時間

資格を取得するために必要な勉強時間は、情報処理の知識の有無で個人差があります。

情報処理の知識があまりない人は200時間程度で、ある程度知識がある方の場合は50時間ほどで合格する人もいます。

情報処理技術者試験の合格率は25%とかなり低いため、入念に学習する必要があります。

取得に向いている人

システムエンジニア(SE)やプログラマーといったIT技術者を目指す大学生は是非とっておきたいです。

【大学生で基本情報技術者試験を取ろう】メリット

ここでは、大学生で基本情報技術者試験を取得するメリットを紹介します。

大学生が基本情報技術者試験を取得するメリットは下記のとおりです。

・ITの知識を身に着けることができる

・単位認定を受けられる

・就活でアピールできる

・入社後に楽をすることができる

1つずつ詳しく解説していきます。

ITの知識を身に着けることができる

上記の試験範囲でも述べた通り、基本情報技術者試験は非常に幅広い範囲から出題されます。

そのため、試験対策をするうえでこれらの知識を身に着けることができます。

ITに関する知識はもちろん、経営やマネジメントに関する知識も問われるため、経営、マネジメントのスキルも身に着けることができます。

試験対策によって身に着けた知識は、IT業界で働くうえではとても役に立つでしょう。

以上のことから、基本情報技術者試験を取得することでITの知識を身に着けることができるのです。

単位認定を受けられる

基本情報技術者試験の2つ目のメリットは、大学によって単位認定を受けることができる点です。

基本情報技術者試験を取っていることで、入試優遇制度や単位認定制度を採用している学校が多数あります。

きっちりと勉強しておくことで、高校に在校している間に取得することも可能ですので、将来を気にしてこの記事を読んでいる方の中に高校生の方がいる場合は、大学まで待たずとも勉強をしておきましょう。

就活でアピールできる

基本情報技術者試験を取得する3つ目のメリットは、就活でアピールできる点です。

基本情報技術者試験は国家試験であるため、信頼性も高く自身の知識を客観的に証明することができるのです。

それに加えて、試験では新卒入社後1〜3年以内に身に着けるべき内容が出題されているため、学生のうちに取得しておけば新卒採用者に求められる知識をすでに有しているとアピールすることができます。

それに取得しておくことで、業界に入社後も指導への理解度も早くなります。

このように、基本情報技術者試験を取得しておくことで、就活でアピールすることができるのです。

入社後に楽をすることができる

基本情報技術者試験を取得する4つ目のメリットは、入社後に楽をすることができる点です。

なぜなら、エンジニア職の方は入社後に基本情報技術者試験を取得することを義務付けていることがあるからです。

このようなときに、資格を取得していれば他の仕事に時間を回すことができます。

また、それに加えて資格手当として資格取得者に手当てが支払われる企業もあります。

【大学生で基本情報技術者試験を取ろう】デメリット

ここでは、基本情報技術者試験を受験するデメリットを紹介していきます。

大学生が基本情報技術者試験を取得するデメリットは下記のとおりです。

・時間とお金を要する

・外資系の企業には刺さらない

それぞれ詳しく解説していきます。

時間とお金を要する

大学生で基本情報技術者試験を取得する1つ目のデメリットは、時間とお金を要する点です。

冒頭でも述べた通り、初学者が取得するためには200時間ほどの学習時間を要します。

また、教材費や試験費にコストがかかるという点が挙げられます。

大学生の場合は通常の講義に加えてこの資格勉強をする必要があるため、学習時間の確保をする必要があるため自由な時間が少なくなってしまうのです。

そのため、将来IT関連の仕事につかない方にとってはそこまで取得する価値がないといえます。

外資系の企業には刺さらない

基本情報技術者試験を取得する2つ目のデメリットは、外資系の企業には刺さらないという点です。

なぜなら、国内で認定される国家資格のため、海外の企業ではそこまで評価されないからです。

海外では、日本の基本情報技術者試験はあまり認知されていません。

しかし、海外でITエンジニアは資格よりも実務経験が重視されるため、基本情報技術者試験の試験を取得した後、スキルアップしていけば外資系企業でも必要とされる可能性があります。

【大学生で基本情報技術者試験を取ろう】おすすめの勉強方法

ここでは大学生におすすめの勉強方法を紹介していきます。

大学生におすすめの勉強方法は下記のとおりです。

・独学で取得する

・通信講座を利用する

1つずつ詳しく解説していきます。

独学で取得する

資格は、もちろん独学でも取得することができます。

独学で取得するメリットとしては、コストを削減することができる点と、自分が好きな時間に勉強できる点などが挙げられます。

しかし、独学には致命的なデメリットがあります。

それは指定されたカリキュラムがないため挫折しやすいのです。

しかし、上記でも挙げた通り、かかるコストが少ないため気軽に学習を始めることができます。

YouTubeを利用する

最近ではYouTubeなどの無料動画サービスでも学習することができます。

おすすめは【基本情報技術者試験者YouTuber】すーさんという方の動画です。

とても丁寧な解説で私の友人もこの型の動画を見て合格しました。

コメント欄で質問にも答えてくださるので大変おすすめです。

すーさんのチャンネルは下記のURLからどうぞ。

過去問を利用する

IPAの公式ページに公開されている午前問題の過去問を解くことが大切です。

過去問は当日の試験で同じ問題が出ることがあります。

(主に午前試験に有効です)

独学で学習する方は、下記のURLを参考にしてください。

詳しくはコチラ

通信講座を利用する

おすすめの2つ目の学習方法は、通信講座を利用する方法です。

通信講座を利用するメリットは、合格のためのカリキュラムが用意されており、効率的に合格できる点や、オンライン動画サービスなどの手厚いサポートが受けられる点が挙げられます。

デメリットとして挙げられるのは、やはり独学に比べてコストがかかってしまう点です。

受講料が発生してしまいますので、テキストのみを買えばいい独学に比べると出費は大きくなってしまいます。

通信講座ならスタディング

この記事で大学生におすすめしたいのがスタディングです。

スタディングの良い点は、学習をサポートしてくれる様々な機能です。

その日やるべき復習をAIが成績に合わせて設定してくれる「AI復習機能」や最適な学習順番をガイドしてくれる「学習フロー機能」、学習した時間や学習の進捗状況を記録してくれる「学習レポート機能」など、学習しやすい環境が整っています。

そして、マルチデバイスにも対応しているため、パソコンはもちろんスマートフォンにも対応しているので場所を選ばないで学習を進めることができます。

デメリットとしては、講師に質問などができない点があげられます。

その分、講座では「細かい解説」がありますが、講師に質問できるスタイルを求めていた方にはデメリットになるといえます。

スタディングは、学生割引で全講座20%引きで利用することができるという魅力もありますので、大学生の方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

この記事をまとめていきます。

・大学生でも基本情報技術者試験に合格することは可能

・基本情報技術者試験を受けることで、ITの知識を身に着けることができたり、就活でアピールできたりとメリットがたくさんある

・基本情報技術者試験を取得するためには膨大な学習時間が必要

いかがでしたでしょうか?

「大学生でも情報技術者試験を取得するメリットはあるのかな」

「そもそも情報技術者試験って?」

このような悩みや疑問をお持ちのあなたのお役に立てれば幸いです。

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