はじめに
「文系でもプログラミングはできるのか?」「理系に比べて不利ではないか?」
そうした疑問を抱える大学生は少なくありません。
しかし実際には、文系出身でもプログラミングを学び、IT業界で活躍する人は数多く存在します。
プログラミングに必要なのは論理的思考力や継続力であり、専門的な理数系の知識は必須ではありません。
また、学習環境も年々整備され、誰でも手軽に始められる時代です。
本記事では、文系大学生がプログラミングを学ぶ意義やメリット、学び方までを徹底解説します。
大学生にプログラミング学習がおすすめな理由
大学生にプログラミング学習がおすすめな理由は下記の3つです。
・まとまった時間が取れる
・実務を経験します
・就活の幅が広がる
それぞれ具体的に説明していきます。
まとまった時間が取れる
大学生にプログラミング学習がおすすめな理由は、まとまった時間を取ることができるからです。
なぜなら、プログラミングの言語を習得するには少なくとも200から300時間を要するからです。
大学生であれば授業の合間や、 長期間の休みなど社会人に比べて比較的自由な時間が多いのでより少ない日数でプログラミングを覚えることができます。
このように、大学生はまとまった時間を取ることができるためプログラミング学習がおすすめです。
実務を経験しやすい
次におすすめの理由は、実務を経験しやすい所です。
なぜなら、未経験でも実務を経験できる環境が整っているからです。
未経験のまま社会人になって実務経験を積むとなると難易度が高くなってしまいます。
ですが、学生の場合はアルバイトや長期インターンなど未経験でも実務を積むことができます。
アルバイトやインターンなどで実務経験を積むことで就職でも有利になるためおすすめです。
このように、実務を経験しやすいため大学生にプログラミング学習がおすすめできます。
就活の幅が広がる
就活の幅が広がるのも、おすすめな理由の1つです。
なぜなら、プログラミングを学ぶことで就職できる業界や職種の幅が広がるからです。
例えばプログラミングをしていることによって、エンジニア関係の職につくことができたり、自分がITエンジニアに適性があるのかを確認することができます。
このように大学生の時期にプログラミングを学習することで就活の幅を広げることができるのです。
プログラミング言語を習得すべき大学生の特徴
大学生活の中で、時間に余裕があるうちにスキルアップを目指すのは非常に有効です。
中でもプログラミング言語の習得は、将来の選択肢を広げる鍵となります。
IT化が進む現代において、エンジニア職だけでなく、マーケティングや企画、教育など多くの分野でプログラミングスキルの重要性が増しています。
ここからは、プログラミング言語を習得すべき大学生の特徴を紹介していきます。
イメージを形にすることが好き
自分の中にあるアイデアや構想を実際に形にしたいという欲求を持つ大学生には、プログラミング学習が非常に向いています。
プログラミングはまさに「ゼロから何かを生み出す」作業であり、Webサイトやアプリ、ツールなど自分だけのオリジナルを形にできます。
たとえば、「イベント管理アプリを自作して使いたい」「自分のポートフォリオサイトを作って発信したい」など、具体的なビジョンがあるなら、
学習のモチベーションも高まりやすく、スキル定着も早いです。
また、プログラミングでは設計力や問題解決力も鍛えられるため、卒業後にも役立つ力が身につきます。
創造力にあふれる学生こそ、プログラミングの楽しさを実感しやすいでしょう。
将来の安心を手に入れたい
不透明な将来に備えて「手に職をつけたい」と考える大学生にも、プログラミング言語の習得はおすすめです。
IT業界は今後も成長が見込まれており、経済産業省の資料によると、2030年には約58万人のIT人材が不足すると予測されています。
これは即ち、スキルを身につけた人にとって「売り手市場」であることを意味します。
また、エンジニアに限らず、デジタルスキルを活用する職種は拡大中で、文理問わず多様な業界でプログラミング経験が評価される時代です。
スキルを持っていれば就職だけでなく、フリーランスや副業という選択肢も広がります。
将来に備えた準備をしたい学生にとって、プログラミングはまさに最適解です。
面倒くさがり
一見すると意外に思われるかもしれませんが、「面倒くさがり」な性格の大学生こそ、プログラミングに向いている一面があります。
なぜなら、プログラミングの本質は「面倒なことを自動化し、効率化すること」にあるからです。
たとえば、日々のルーチン作業を自作のスクリプトで自動化したり、課題提出を簡単にするWebツールを作成したりと、面倒な工程を減らす発想が成果につながります。
また、問題を解決するプロセスには論理的思考が求められるため、「もっと楽したい」「手間を省きたい」という姿勢がエネルギーになります。
自分の「面倒くさがり」を否定せず、逆に武器として活かせるのがプログラミングの面白さです。
大学生の失敗しないプログラミング言語の選び方
プログラミング言語の選び方は大きく分けて3つの方法があります。
その3つとは下記の通りです。
・やりたいことで選ぶ
・学びやすさで選ぶ
・将来性があるのかで選ぶ
ひとつずつ詳しく解説していきます。
やりたいことで選ぶ
1つ目は、やりたいことで選ぶという方法です。
なぜなら、やりたいことを明確にすることでモチベーションを維持することができるからです。
わからない言語を目標もないまま続けていると、モチベーションが続かない場合があります。
そのため、自分のやりたいことが明確にある人は、そのやりたいことを実現できる言語を選択するのがおすすめです。
「こんなサービスがあればなぁ」
「こんなアプリを作ってみたいなぁ」
など、自分がやりたいことを明確に決めて、それを達成できる言語を選びます。
このように、失敗しないプログラミング言語の選び方には、やりたいことで選ぶと言う方法があります。
学びやすさで選ぶ
次の方法は、学びやすさで言語を選ぶという方法です。
その理由は、 難易度が易しい言語を選ぶことで途中で挫折することが少なくなるからです。
例えば、難易度が高い言語を選んでしまうと、自分でも理解できない場合があり、挫折してしまう可能性が高くなってしまいます。
しかし難易度が易しい言語を選ぶと、勉強しやすくなり挫折せずに学習を進めることができます。
以上のことから、プログラミング言語を選ぶには、学びやすさから選ぶ方法もあります。
将来性があるかで選ぶ
プログラミング言語を選ぶ三つ目の方法は、将来性があるかで選ぶ方法です。
なぜ将来性で選ぶのかと言うと、学んだ言語が突然使われなくなるという心配を減らすことができるからです。
プログラミングの学習を始める前に、言語の需要と将来性を確認してから学習を始めましょう。
このように、プログラミング言語を選ぶ三つ目の方法は、その言語の将来性があるかで選ぶ方法です。
プログラミング未経験の大学生におすすめの言語
未経験の大学生にお勧めできる言語を紹介します。
未経験者大学生におすすめの言語は下記の5つです。
・ JavaScript
・ Ruby
・ PHP
・Python
・ Java
ひとつずつ概要を紹介していきます。
JavaScript
まずおすすめするのは、 JavaScript です。
理由は、JavaScriptはフレームワークが充実しており、あらゆる業務に対応できるため需要が高いからです。
JavaScriptはWebサイト制作をするのにオススメの言語で、難易度も低めです。
JavaScriptは学ぶ際に環境構築が必要ありません。
ですので、PCがあればすぐに学習をスタートできます。
以上のことから、学習する難易度が低いためJavaScriptがおすすめです。
Ruby
次におすすめする言語はRubyです。
理由は、日本での求人数が多く、今でも需要が高いからです。
ルビーはWebアプリケーションを中心にたくさんのサービスやアプリケーションの開発が可能な言語です。
Rubyは、日本人のまつもと ゆきひろ氏が開発した言語で、設計思想として「ストレスなくプログラミングを楽しむこと」を重要視しています。
以上のことから、習得しやすい言語であるRubyは学習するのにオススメの言語です。
PHP
次におすすめするのはPHPです。
なぜかと言うと、構文がシンプルで難易度が低いからです。
PHPは、Webサービスやアプリ開発に利用されます。
コードの記述法も英語の文を書くような感覚に近いので、プログラミング初心者でも比較的手を出しやすい言語だと言えます。
ですから、構文がシンプルで学習しやすいPHPは、プログラミング初心者にはオススメできる言語です。
Python
次におすすめするのはPythonです。
その理由は、Pythonは将来性が非常に高いと言える言語だからです。
Pythonは、 現在話題のAIの分野で多く利用される言語で、 学習難易度も低めなのでおすすめできます。
以上のことから、 学習難易度が低めで将来性もとても高い言語なので、これから学習を始める未経験者におすすめできます。
Java
おすすめするのは、Javaです。
なぜかと言うと、Javaは汎用性が高く売れる開発からアプリ制作まで広い範囲をカバーしているからです。
市場が大きい分、需要は非常に高いですが、独学で学ぶには少し難しいです。
JavaはどんなOSでもJava仮想マシンがあれば動かすことができます.
Javaを学ぶことでオブジェクト指向の概念の感覚をつかむことができ、その他にあるオブジェクト指向の言語を学習する際に参考になります。
ですから、あらゆる場面で汎用性の高いJava言語は、プログラミング初心者が学習するのにオススメできます。
大学生のプログラミング学習の始め方
大学生がプログラミングを学び始める際は、自己分析と環境準備が成功の鍵です。
やみくもに学習を始めるのではなく、自分の目的と目指す分野に合った学習計画を立てることが大切です。
まず「何のために学ぶのか」を明確にし、次に「どの言語を学ぶか」「どの手段で学ぶか」を決めましょう。
また、基礎学習には無料で学べる動画サイトや有料講座、書籍など様々な選択肢があり、自分に合う方法を選べば挫折を防げます。
最後に、学習効率を高めるための学習環境を整えることも忘れずに。
順序立てて進めれば、初心者でも確実にスキルアップできます。
①目的を明確にする
プログラミング学習を始めるうえで最初にすべきことは、「目的を明確にすること」です。
「アプリを開発したい」「Webサイトを作りたい」「AIの研究に携わりたい」など、目的が定まっていれば、学ぶべき言語や必要なスキルも自ずと絞られてきます。
漠然と「就活に有利だから」という理由でも問題はありませんが、その先にある理想像ややりたいことを一つでも言語化するだけで、学習意欲が持続しやすくなります。
目的を持って学び始めた人は、途中で迷いが出たときにも、判断基準を目的に照らし合わせることで迷わずに済みます。
まずは「なぜ学ぶのか?」を自問し、紙に書き出してみると効果的です。
②言語を決める
学習の方向性が決まったら、次は「学ぶ言語を決める」段階に進みましょう。
目的によって最適な言語は異なります。
たとえば、Web開発をしたい場合は「HTML/CSS」「JavaScript」「PHP」「Ruby」が主流です。
AIやデータ分析に関心があるなら「Python」、アプリ開発なら「Swift」や「Kotlin」がおすすめです。
また、「どの言語が将来性や求人が多いか」という観点も重要です。
初心者の場合は、文法がシンプルで学びやすい「Python」や「Ruby」から始めるのが無難です。
迷ったときは、複数の言語を比較した記事や求人サイトでの需要を調査してから決定しましょう。
自分の将来像に最も近い言語を選ぶことが、成功への第一歩です。
③言語の基礎を身につける
学ぶ言語を決めたら、まずは「基礎文法」の習得から始めましょう。
構文の意味や基本的な書き方、制御構文(if文、for文など)を理解することで、実践的なコードが書けるようになります。
初心者にとっては、まず「手を動かしてみる」ことが何より大切です。
基礎力が付けば、実際の開発に必要なフレームワークやAPIの知識にもスムーズに入っていけます。
効率よく学ぶために、基礎学習に役立つ教材を選びましょう。
最近はYouTubeやUdemyなど、手軽に始められるプラットフォームが充実しています。
特に動画教材は視覚的に理解できるため、初学者にとって非常に効果的です。
YouTube
YouTubeは無料で学べる最も手軽な学習ツールの一つです。
初心者向けのプログラミングチャンネルでは、基本文法から実践的なアプリ制作まで網羅されています。
また、自分のペースで何度でも見返せるのも大きなメリットです。
ただし、動画の質にバラつきがあるため、評価や登録者数を参考に信頼できるチャンネルを選ぶようにしましょう。
Udemy
Udemyは有料ながら体系的な学習ができるオンライン講座のプラットフォームです。
講座は現役エンジニアや企業の教育担当者が作成しており、実践的な内容が多いのが特長です。
プログラミング入門者向けの講座も豊富に揃っており、「環境構築~実践」まで一貫して学ぶことができます。
特におすすめなのは、講座の内容を「レビュー」と「講義時間」で比較して選べる点です。
セール時には数千円で高品質な講座を受講できるため、コストパフォーマンスも良好です。
体系的かつ効率的に学びたい学生にとって、非常に頼れるツールといえるでしょう。
Udemyを活用したプログラミング学習についてはこちらの記事もご覧ください。
④自分に合った学習法を選ぶ
基礎を学んだ後は、自分に合った学習スタイルを見つけることが継続のカギとなります。
大きく分けて「スクール」「インターン」「独学」の3つの方法があります。
それぞれメリットとデメリットがあるため、自分の生活スタイルや目標に応じて選ぶことが重要です。
たとえば、短期間で効率よくスキルを習得したい場合は「スクール」、実務経験を重視したい場合は「インターン」がおすすめです。
一方、自由な時間があり費用を抑えたいなら「独学」も十分に可能です。
どの方法を選ぶにしても、重要なのは「継続」することです。
モチベーション維持の工夫や学習仲間の存在も学習成功のポイントになります。
プログラミングスクール
プログラミングスクールは、学習を効率よく進めたい学生におすすめの学習方法です。
カリキュラムが体系化されており、最短ルートでの習得が可能です。
また、講師によるサポートがあるため、不明点をすぐに解決でき、挫折しにくい環境が整っています。
多くのスクールでは、ポートフォリオ制作や就職支援なども提供しており、学習から就活までを一貫してサポートしてくれます。
注意点としては、費用がかかることと、受け身の姿勢では成果が出にくい点です。
能動的に質問し、実践に取り組む姿勢が成功のカギとなります。
最近ではオンライン型も増えており、地方在住の学生でも受講しやすくなっています。
長期インターン
長期インターンは、学びながら実際の現場で経験を積むことができる実践的な学習方法です。
プログラミングスキルを活かして業務に関わるため、単なる学習以上に深い理解が得られます。
また、給与が支払われるケースも多く、学びながら収入を得られる点も魅力です。
未経験でも採用されるケースがありますが、最低限の基礎構文は習得しておくと安心です。
実務経験を積むことで、就活時のアピールポイントにもなり、ポートフォリオの充実にもつながります。
ただし、成果を出すには自主的な行動が必要不可欠です。
成長意欲のある学生には最適な環境と言えるでしょう。
独学
独学は、時間や費用に縛られず自分のペースで進められる自由度の高い学習方法です。
無料の教材や書籍、YouTube、学習サイトを駆使することで、コストをかけずにスキルを習得することができます。
ただし、自分で学習計画を立て、疑問点を自己解決しなければならないため、強い自己管理能力が求められます。
また、初学者はつまずきやすく、挫折するリスクも高いため、オンラインコミュニティやSNSを活用して情報交換をすると効果的です。
独学で成功する学生は、モチベーションの維持と習慣化がカギです。
費用を抑えて自立的にスキルを身に付けたい学生には、十分有効な手段と言えるでしょう。
大学生のプログラミング言語に関する質問
プログラミング学習を始める大学生の中には、さまざまな疑問や不安を抱える方も少なくありません。
「文系でも学べるのか?」「自分に合った言語はどう選ぶ?」「挫折したときはどうすればいい?」といった声が多く寄せられます。
こうした疑問は、誰もが通る通過点です。
そこで本章では、大学生からよくある3つの質問に焦点を当て、回答していきます。
実際に学習を進めている学生の経験談も交えながら、不安の解消と今後の指針となるヒントをお届けします。
これから学びを始めようとしている方は、ぜひ参考にしてみてください。
文系学生でもプログラミングは学習できる?
はい、文系学生でも問題なくプログラミングを学習することができます。
実際、IT業界では文系出身のエンジニアも数多く活躍しています。
プログラミングに求められるのは論理的思考や問題解決力であり、これらは文系でも十分に鍛えることができる力です。
たとえば、文学部出身でもWeb制作やアプリ開発に取り組んでいる人は珍しくありません。
また、最近の学習教材は初心者向けに丁寧な解説がされているものが多く、言語も英語ベースでシンプルな構文が多いため、習得しやすいです。
文系出身ということをデメリットと考える必要はなく、むしろコミュニケーション力や発想力が強みとして活かされる場面も多くあります。
自分に合った言語がわからない時はどうする?
自分に合ったプログラミング言語を選ぶには、「何を作りたいか」「どんな職種を目指したいか」を明確にすることが大切です。
たとえば、Webサービスを作りたいなら「JavaScript」や「Ruby」、AIに興味があるなら「Python」が適しています。
もし目的が曖昧な場合は、まずは汎用性が高く学びやすい「Python」や「HTML/CSS」からスタートするのも一つの手です。
また、、複数の言語に触れてみてから自分に合ったものを見つけるのも有効です。
「試してみる→興味を持つ→深掘りする」というプロセスが、最適な言語選択につながります。
学習中に挫折をしたらどうする?
学習中に挫折するのは珍しいことではなく、多くの学習者が一度は経験します。
挫折しそうになったときは、まず「なぜ学ぼうと思ったのか」を振り返ってみましょう。
目標や目的を再確認することで、再びやる気を取り戻せることがあります。
また、行き詰まった時に頼れる環境があることも重要です。
たとえば、プログラミングスクールや学習コミュニティに参加すれば、質問できる仲間や講師が支えてくれます。
SNSで同じような学習者と繋がるのも効果的です。
それでも難しい場合は、一度学習を中断し、気分転換をしてから再開しても構いません。
「続けられる環境づくり」と「完璧を求めないマインド」が、挫折を乗り越える鍵です。
まとめ
この記事をまとめていきます。
・まとまった時間が取れる大学生がプログラミング学習におすすめ
・プログラミング言語の選び方は
・やりたいことで選ぶ
・学びやすさで選ぶ
・将来性があるかで選ぶ
「どうして、大学生にプログラミング学習がおすすめなの?」
「プログラミングを学びたいけど、何の言語から始めればよいかわからない」
このような悩みをお持ちの方のお役に立てれば幸いです。
