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大学一年生のTOEICの平均点は?就活に活かせる点数も紹介!

大学に入学するとよく耳にするTOEIC。
初めてTOEICを受けた学生やこれから試験を控えている学生からすれば、どれくらい点数を取れば良いのかを知りたいはずです。
そこでこの記事では大学一年生のTOEICの平均点やTOEICを勉強すべき理由を紹介していきます。


大学一年生のTOEIC平均点


さっそくですが、TOEIC受験者全体の平均点はリスニングが約330点でリーディングが約280点の合計610点とされています。
また、大学生全体ではリスニング約250点、リーディングが約200点合計450点という結果が出ています。
一方で大学一年生の場合はリスニングが約240点でリーディングが約190点合計430点とされていて、全体の受験者平均や大学生の平均点よりは低めであることがわかります。
理由としては大学一年生はTOEICを初めて受ける人が多いという点と、就活生である3,4年生や昇進などのために勉強をしている社会人ほど対策をしていないという点が挙げられます。


大学一年でTOEICを勉強した方が良い理由


教授や先輩などから「TOEICは勉強しておいた方がよい」と言われた経験はないでしょうか。
大学一年生にとってはあまりイメージし難いかもしれませんが、実際のところTOEICで良い点数を取るとさまざまな恩恵を受けることができるようになります。
そこでここからは大学一年でTOEICを勉強した方がよい理由を4つご紹介します。


就活に役立つ


一つ目の理由は就活に役立つからです。
ようやく受験を終えて大学に入学したばかりなのに今から就活の話をされても、と戸惑ってしまう方も多いかもしれませんが、就活はほとんどの人が避けては通れない道です。
企業によってはTOEICの点数を選考の参考にしていることも最近では増えてきました。
高い点数を持っていると、就活の際のアピールにもなりますし、外資系の企業などのように職種の選択肢が広がります。
そのため一年生からTOEICの勉強をしておくことをおすすめします。


単位認定ができる


二つ目は単位認定に使えるからです。
多くの大学であらかじめ単位認定用に設定されているTOEICの点数よりも高い点数を持っている場合は外国語科目の単位を免除してくれることがあります。
設定されている点数は大学や学科によっても様々ですが、700点前後を認定基準にしている大学が多いと言う印象です。
また、点数によって取得できる単位数が変動することがあるので、興味がある方は自分が通う大学の情報を確認してみましょう。


留学に活かせる


三つ目は留学に活かせるからです。
大学生活中に留学を考えている人にとってTOEICはとても大切なテストになります。
というのも大学経由で留学をする場合、選考の際にTOEICの点数によって出願できる留学先が変わるからです。
つまりTOEICの点数が高ければ高いほど、アメリカなどの大きな国のレベルの高い大学に留学することができるようになるのです。
ただし、IELTSやTOEFLなど他の英語試験を用いることもあるので、留学を考えている方はあらかじめ大学の提示する条件を見ておきましょう。


院試に使える


四つ目は院試に使えるからです。
大学院への進学を考えている人は英語の試験の代わりにTOEICスコアの提出が求められます。
必要な点数としては地方国立大学院で600点、旧帝大学院で700点、東大・京大の大学院で800点とされています。
また、スコアの有効期限は院試出願から2年以内のものである場合が多いです。
そのため早めに対策をして高い点数を持っておくと英語科目以外の勉強に多くの時間を使えるようになるのです。


就活までにとっておきたい点数


ここまで大学一年生でもTOEICの点数をとっておいた方が良い理由について述べてきましたが、結局就活までにどのくらいの点数をとっておいたら良いのでしょうか。
結論、700点以上のスコアを就活の資格欄に記入するとアピールになるでしょう。
また、企業によっては選考資格になっている場合や、入社前までに規定の点数をとるような指示をしている企業もあります。
例として楽天グループ株式会社は入社前までに800点のスコア取得が必要になります。
また、近年は社内で英語が使われているグローバルな企業も多く存在しています。
そのため、一年生の時からTOEICの勉強をしておくことをおすすめします。


TOEICのおすすめ学習教材


ではTOEICのおすすめの勉強方法について気になる方も多いと思います。
そこでここからは私がおすすめする参考書について二冊ご紹介します。


TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ


この単語帳はTOEICのために作成されていて、TOEIC受験者の多くが持ってます。
この単語帳が人気の理由としてスマートフォンから無料で音声を聞くことができるという点です。
TOEICのテストではリスニングもリーディングと同じく495点分あります。
つまり、単語のスペルと意味だけを覚えても正しい発音で覚えなければ高い点数を狙うことはできません。
この単語帳を使えば意味だけではなく正しい発音まで身につけることができます。
また、この単語帳は600点から730、​​860点、990点を目指すレベル別に構成されているため、自分の目標とするスコアに向けて効率的に学習することができます。
こうした理由によりもし単語帳に迷っている方は多くの人に支持されている「出る単特急金のフレーズ」を購入することをおすすめします。


スタサプTOEIC対策コース


この学習教材は元東進ハイスクールの講師でTOEICで990点の満点を取得し続けている関正生先生が分かりやすく講義した動画を見ることができます。
このメリットとしては一回5分でいつでも気軽に授業を受けられるという点です。
筆者も実際に利用をしていますが、通勤通学などの隙間時間に気軽に受講できるという点が非常に魅力的です。
また、月当たり3000円前後で利用できるのも魅力です。
TOEICの勉強でどの教材を選ぶか迷っている方におすすめです。


まとめ


この記事では大学一年生のTOEICの平均点やTOEICを勉強した方が良い理由などを述べてきました。
就活や大学院試験など、これからの未来においてTOEICは非常に役立つ試験なので、一年の内から対策をしておきたいと考えている学生はぜひ、積極的に勉強していきましょう。

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